冷凍冷蔵空調用自然冷媒ガス

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今回ご紹介したいこの自然冷媒ガスは、地球温暖化二酸化炭素排出と温室効果)に効果を発揮する「冷凍冷蔵空調用自然冷媒ガス」ということで、一昨年にサン法律事務所(
http://san-law.com
)の中村弁護士から販売協力の要請があったものです。

ご存知のように、これまで空調機の冷媒ガスはダイキンがフロン冷媒ガスを自社工場で生産、自社および他電機メーカーに販売し、日本の市場を独占してきました。国際的な温暖化制御の方針でフロンR22の使用が規制され、変わって現れた代替フロンR410は二酸化炭素排出の基準をクリアするも温室効果が高く、これも規制の対象となっています。

そこで近年注目を集めているのが「自然冷媒ガス」です。ご紹介するR443Aというガスはハワイで開発され、数少ないASHERAの認定を受けた自然冷媒ガスです。名前にRが付くのは冷媒ガスと認定されたもので、付かないものはあくまでも燃料ガスというくくりです。

このガスは課題であった温室効果を係数3という極限に近い値を実現しました。また、ガス自体の熱交換率が高く、従来の冷媒の約7割の能力で、今までと変わらない室内環境を作ることが出来ます。つまり、使用する電気量が従来の7割前後(既設機器とガスの種類によって変わる)で済むのです。これは機器に対する負荷を下げることでもあり、これによって機器の寿命が確実に伸びます。

また平成27年4月から実施された改正フロン法においては、このR443Aというガスはフロン類ではないため、この新規制の対象外となり、このガスを使用する冷凍冷蔵空調機器も規制対象外となります。報告義務の手間や、懲役、罰金等の罰則の心配も無くなるのです。これは環境省の対策室の確認が取れています。(ご心配な方は環境省地球環境温暖化対策課フロン対策室へご確認ください)

以上の説明でおわかりいただけるかと思いますが、この冷媒ガスは温室効果削減効果が高く、電気使用量を削減し、機器の寿命を延ばし、新規制の対象外であり、既存の機器(ただし設置15年以内)と入れ替えるだけでメリットを得られるというすぐれものです。

これまで機器の新品入れ替えはコストが高いことや、国や自治体の方針と使用者の意識のずれで進まなかった温室効果削減に、進歩的な役割を果たすものといえます。ここ一年半の間に日本全国1000件以上が採用するという実績が出始めており、都内中堅スーパー「オオゼキ」店舗やオンキョーの三重工場など、良く勉強されている企業においてとくに採用が進み、確実に実績を上げています。

これを日本全国に広げ、将来温暖化によって発生が懸念されるスーパー台風の抑制にも貢献できればと考えています。十分な効果を上げる商材と自負しておりますので、ぜひ添付資料をご一読いただき、熟慮、調査され、前向きにご検討していただければ幸いです。

以上、簡単ではありますが、ご説明とご挨拶まで。ご関心を持っていただければ幸いです。
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Date: Thu, 18 Jun 2015 11:18:08 +0900