1997年12月14日 中村 梧郎(フォトジャーナリスト)「ダイオキシン汚染の日本、資源循環のドイツ」

file:nakamurag.html
中村 梧郎氏:ダイオキシン汚染の日本、資源循環のドイツ

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特別講演会
「スライド&トークダイオキシン汚染の日本、資源循環のドイツ」
日時:1997年12月14日 13:30〜16:00
場所:長野県、県松本勤労者福祉センター(松本市中央4)
主催:長野県有機農業研究会
講師:中村 梧郎さん(フォトジャーナリスト)
費用:聴講料500円
問い合わせ:同研究会の村井さん
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●はじめに:
上記の講演を聞きながらMobile Gear(パソコン)でメモしました。
聞き逃した点や、見直しした時の勘違いが含まれているかも
知れません。また、書き込み途中の文章もそのままにしてあります。

中村さんの熱い思いが文章からだけでも伝われば。。

他へ複写、回覧される場合は、出典(HomePage URL)
を添付するようにしてください。

●一ノ瀬の感想:
松本市でも購入時に市から補助の出る、家庭用の焼却炉は
 「理想的なダイオキシン発生構造を持つ」炉なんだそうです。
 自宅から出すゴミを少なくしようとせっせと燃やしていましたが
 ”理想的な炉”であったとは、少しショックでした。
・母乳中のダイオキシンが恐怖心を煽り、母乳育児を進めようと
 する運動が下火になることが私は心配です。
・米国では、スーパーファンド法という制度があり、被害者が
 因果関係を証明せずとも、まず補償金が出るシステムとなっている。
 裁判を起こさなくてもまず補償する。
 因果関係が自社の製品と無関係であることを証明するのは、
 企業側の責任となっている。
・日本人の体内に入るダイオキシンの6割は魚から入る。近海の魚が中心。
・ドイツの最新焼却炉のダイオキシン発生量:【0.001 ng/m^3】
 日本の基準値:80 ng/m^3。新規炉で 0.1 ng/m^3。
・ドイツでの母乳中のダイオキシンの濃度。96年の段階で89年ピークの6割。
・ドイツでの再生紙トイレットペーパー:25円、バージン紙:75円

●講演内容メモ:
中村 梧郎
著書「戦場の枯葉剤岩波書店
1940年生まれ。長野県岡谷市出身。諏訪清陵高校。埼玉県浦和市在住。

一体何が起きているのかをご覧してください。
オランダデンマークを一回りしてきた。
ドイツでは10年前から対策が打たれてきた。
ドイツではダイオキシンは、減ってきている。
今でも,日本は有効な対策を取ってきていない。
先進工業国の中でも日本だけに起きている。
どうしてこういうことになってきているのかを見てゆきたい。

私は、新潮文庫の書籍でダイオキシンの問題を15年前に訴えた。
厚生省は、当時ダイオキシンの人体への影響は考えられない。と言っていた。
私のことを「ウソの報道をしている人間がいる」と言い、非難する学者も居た。
ダイオキシンを問題化しないようにしようとする風潮があった。

当時、いくら私がマスコミに企画を持ち込んでもまったく取り上げてくれなかった。
企画をして新聞社に持っていって「暗いテーマばかりでいけない」と言われた。
3年前、ザスクープというテレビ朝日の番組と組んでダイオキシンの問題を放映した。
インタビューした厚生省の官僚は、「大丈夫だ」と堂々と答えたいた。
その番組の中で、他国の紹介をした。1時間程の番組。
それ以来、7回、テレビ朝日ダイオキシンを追跡しつづけ、特集をやった。
7回目の番組が今年97年の夏:厚生省の同じ人に、同じ質問をした。
態度がまったく変わっていた。「とんでも無い事だ。」と言っていた。

住民運動を含めた動きが
今、日本は調査を始めたところ。

厚生省のダイオキシン濃度測定のマニュアル:
普段、焼却炉は700度以下で運転されている。
「温度の低い時は採取してはいけない。」とマニュアルにある。
800〜850度になったら測定するように指示されている。
点火してから3時間程たった時。点火初期などにダイオキシンの発生が多い。

通常どのくらい出ているかという状態を測定しているわけではない。
炉の性能を調べているだけであり、普段の排出する最低レベルを意味する。

80ng/m^3は、対策が必要。
日本の焼却炉は、1254本。110本が基準値(80ng/m^3)を越えている。
ナンセンスである。:ヨーロッパの取材結果は、ドイツの環境庁
0.1ng/m^3が「規制値」。日本は「基準値」。
・800倍の差。
・規制値か/基準値か。
基準値を超えても運転停止命令はでない。
ドイツの場合、800倍も厳しいにも関らず、「規制値」であるため
運転停止命令が発動される。

ドイツの焼却炉は、49本。
アメリカ百数十本。
ドイツの環境庁のその担当者は、マイクをはずすととんでもない値だ
信じられないと言っていた。
国際問題になるからとマイクを向けると言わなかったが。。

厚生省の方針:
「恒久基準値 新設炉は、0.1ngとする。」は、新規建設炉に対する値。
20年以内には立て替えが終わりその頃には、全て排出基準を達成する。
という悠長な考え、それまで、汚染を放置しましょう。
現状のまま置きましょうという考え方。

焼却炉は、その気になれば1〜2年で建設することはできる。
と、国内の炉の設計者は言う。

ドイツの炉の本数が少なくて済んでいる理由:
・リサイクルが徹底している。
・ゴミの燃やす総量を減らす。

一方、日本の厚生省の方針:100t/日以上に集約する方向。
市場に出した商品は、ゴミにして燃やす。
商品の回転により市場が活性化するという考え方。
炉の温度を800度以上にすれば、ダイオキシンの発生量が少なくなるが、
0.1ngという規正値は達成不能

ダイオキシンの特性:

 脂肪組織の中に溶け込む。水には良く解けないが油には良く解ける。
 体の中に蓄積されたダイオキシンは、体外へ中々排出されない。
 半分になるのに5~10年かかる。
 毎年日本人の体に蓄積されている。母乳の汚染が問題。
 赤ちゃんの母乳。
 厚生省が発表している大人1人当たりの許容量: 10pg(ピコグラム)/kg 。
 母乳を通した場合、体重当たり7~30倍を赤ちゃんが取り込むことになる。
 母親の意志に反して、ダイオキシンは母乳を通して赤ちゃんに行き、
 母親はきれいになる。

 急性毒性:同じ量にすれば青酸カリなどに並ぶ毒性を持つ。
 慢性毒性:発癌性。WHO。せいき せい。奇形。
 ホルモン異常:免疫を弱らせる。
 環境ホルモンエストロゲンという女性ホルモンと作用が似ている。
 内分泌系(ないぶんぴつけい)の撹乱物質。
 過敏な反応、アレルギー症。
 生殖器官の発達が疎外される。
 DDT -> DDS分解途中に発生する。米国五大湖でワニの卵が無精卵となり
 孵化しない卵が大量に発生した。

 子宮内膜症。(しきゅうないまくしょう)
 赤毛サル:実験動物。サリドマイドが発生する動物が無い。
 人間に近い状態の症状が赤毛サルで初めて出た。
 マウスによる試験の課題:寿命が短すぎて、慢性の症状を調べるのは難しい。

 厚生省は、10pg/m^3の決定は赤毛サルの実験結果を無視して決定した基準値。
 環境庁は、赤毛サル5pg/m^3とした。

書籍:Our stolon future 「失われし未来」。ゴア副大統領が序文を書いている。
70数種類の環境ホルモン。子孫が作れなくなる。
日本は、ダイオキシンについて対策を打っていない。

少子化現象:医学、生理学的に生まれないという時代なのではないか?
不妊カップルが昔に比べて増えているのではないか。
 1930年代に生まれた精子の数 1億/cc
 1990年代 5000万/cc
 2500万/ccになると不妊

廃棄ガス
焼却灰をどうしているのか。

1854本の焼却炉以外に、
産業廃棄物 1万2千(12000)本の炉が有る。これについては、まだまったく
手を付けていない。
産業活動を優先し、汚染はしょうがないじゃないかという考え方。
未登録の炉を加えると更に有る。

=======ここからスライド写真を上映。
・イタリア:ダイオキシン汚染現場で労働者が付けている服装。
 オウム真理教の捜索員の服装の様。日本では見たことが無い。
・神戸。阪神大震災の後、東海家屋の野焼き現場。
 中止勧告を出して野焼きを辞めさせた。
 建築材を燃やすとダイオキシンが出る。塩化ビニール材料が多い。
壁紙は塩化ビニール
化粧合板。配水管、あまどい。塩化ビニール
塩素*エチレンの重合体。
自治体の焼却炉の中身
塩化ビニールは単体でも出る。
 他の材料からベンゼンが供給される。
ダイオキシンの結晶。
兵庫県のシソウ。日本1番のダイオキシン発生炉 2000ng/m^3
・秋田 2000ng/m^3 測定しなおした。フィルターの前に活性炭吹き込み装置を
 取り付けた。79ng/m^3。トリックを使って報告してもいい。
 活性炭の吹き込み装置は測定後メーカーに返した。
・日の出:管理型処分場1.5mmしか厚さが無い。
 ダイオキシンは、水にとけないが良く混ざる。
 露天掘りの処分場:安定型処分場。ビニールシート:管理型処分場。
 ヨーロッパ:ゴミ処分場を増やさない。焼却炉も増やさない。
・安定型処分場:医療廃棄物 感染性の物がある。医療機関から、処理費をもらって
 おきながら一般の安定型処分場に破棄している。
・産業廃棄物処分場。所沢。
・外から撮影した産業廃棄物処理場
エアークリーナーのフィルターの汚れ。
・京都 伏見 野焼き天国。塩ビトタン。
 業者が自分の所有地で燃やす場合、「ただのたき火」。規制する法律が無い。

●家庭用の焼却炉:自治体の焼却炉
 煙突でガスが冷える、煙突のところで反応が促進する。金属触媒。
 実験的に愛媛大学が立証した。
 市が補助をする。家庭で、燃やすと警官がかけつける。
 落ち葉、昔ながらのゴミだけならば良いかもしれないが、見分けにくい。

枯葉剤ベトナム
熱帯雨林:散布した後。ダイオキシンが残った。
 枯葉剤の成分は雨で流出したが、植物には影響しないダイオキシンは残った。
・21年前。枯木のジャングルの中で撮影した少年。
 おととし子供を探した。脳性麻痺の症状が出ていた。
 ダイオキシンが残っていても植物は育つ。
 現在では、ベトナムのエビからはダイオキシンが検出されない。
 日本の近海の方が危ない。
・十数年前。指のゆごう。足肢症。
・成長した。手術しない。お金が無い。
・ベトチャン。ドクチャン。
 脳髄膜炎症。植物
・分離手術。ようこつ
・ドクチャン。
アメリカ人:20年間、補償を求める訴えを起こした。「少尉軍人とする。」
 という判決が下った。保険などが支給され、裕福な生活ができる。
枯葉剤を浴びた男が帰ってきた、DNAが異常となる。補償の対象となった。
 女性ならまだしも、男性のDNAに言及して補償対象とする非常に画期的な判決。
・韓国兵隊:ベトナム戦参加:6600人
・ナイヤガラ川 産業廃棄物処分場。水が泡だらけ
・滝つぼ見物の船。
・ラオカアル地区。強制退去命令。宅地分譲をやった。
 流産が多い、ガン。地上に湧き出ていた。
 フッカー社に補償をさせた。
●スーパーファンド法:
 裁判を起こさなくてもまず補償する。まず支払う。
 支払う事に対して、企業が裁判を起こせばイイとう考え方。
 企業は情報を全て持っているのだから、企業が補償金を積む。

・セメソの事件。国際的には有名。日本では誰も問題にしなかった。
 トリクロロフェノン:強制退去命令。
 クロラププ:カネミゆしょう事件。
 20年前に出た問題。
・自家用車のゴミ 仙台 白石。
 自家用車野積み。ヨーロッパではメーカーが無料で引き取ることになった。

 日本の処分方法:潰す->シュレッダー->管理型処分場。
 この処理方法が、現在の法律では、法的に問題無い。
 ヨーロッパに売った日本車は、日本車メーカーは、ちゃんと自社で処分している。
 モデルチェンジ。日本は製造者の天国。
 メーカーが全て引き取るべき。
 メーカーが有害な素材を使わなくなる。ゴミとして扱わなくなる。
 長寿命化の方向へ変わる。
 日本:家電リサイクルする法律ができたが、リサイクル経費は消費者が負う。
 という所が、一番の問題。企業に責任を負わせるべき。
・東京都内 産業廃棄物処理場のとなり、
・上野美術館:NOx SOx 硫酸、硝酸の雨。 白いスジ。ブロンズ像。
 中国から来るのも問題としてあるが大半は日本から。
・ゴルフ場:有害な農薬。ただし無臭のものを使う。
 単位面積当たり。農業での使用料に対して13倍。
・ヘリコプターによる、空中散布。バスタ。
 化学肥料の多用や過信により、日本の農業は、ヨーロッパに比べて
 無農薬の農業開発が大幅に遅れた、その結果、
 オランダから天敵、ホルモンなどの最新の方法を輸入するハメになっている。
 農薬信仰がつよかったために対策が遅れた。
・MO 新潟。人体によるガンの発生率結果が出てようやく廃止になった。

●瀬戸内海の魚の死骸。異常の出た魚の廃棄場。
 日本人の体内に入るダイオキシンの6割は魚から入る。近海の魚が中心。
・豊作でも 70万トンの輸入米。 臭化メチル。ポストハーベスト。
・マリリンモンローの絵。
 遺伝子組み替えDNAによる豆:人体にどのような影響が有るか解っていない。
・母乳。

■ドイツ
・ドイツ。リサイクルボックス
・イン リターナナブルの瓶。各家庭の500mくらいに1つ回収用のごみ箱がある。
・DSB社。産業界が出資して作った資源回収会社。
 ゴミ回収の責任は自治体に無い。
 メーカーは有用性
・出荷するたびに回収費用を徴収する。
・木綿の買い物袋。容器を
 スーパー 野菜などの食品がいちいちビニール等に入っていない。
・ハミガキの箱がなくなった。
 リサイクルとゴミ減量キャンペーン。
・リターナブル瓶。40円/本。
 ペットボトル:70円/本。PETは1.5mmの厚手で何回もリサイクルできる。
・居らなくなったモノ、市のリサイクルセンターへもってゆける。
 ルール:きれいにして返す。使えるものは捨てない。
生ゴミコンポスト
 日が当たらなくて、風通しの良いところ。
・露天で堆肥をつくっている。
・設計変更の例:プラスチックと紙の分離が容易。
・自動車のリサイクル向上。
・入学児童対象に自治体の教育委員会が配布する、鉛筆に何も塗装がされていない。

・消しゴム:塩化ビニール
・薬品の包装物。
・産業廃棄物の炉。
●高性能な炉で燃やしている。ダイオキシンの発生量: 【0.001 ng/m^3】
 公共機関が処理を行っている。第3セクター。
・焼却灰:49本。ハイログラム:貨車であつまってくる。地下
 岩塩構造に保管。
・ドイツの焼却炉:1,2本が運転停止。24時間運転ができなくなった。
●ドイツ:母乳中のダイオキシンの濃度。96年の段階で、89年ピークの6割。


■以下、持参した現物の説明。
小学生のノートは再生紙
ドイツは再生紙が安い。

再生紙:25円
 バージン:75円 ペナルティーチャージがかかる。
 その分を再生紙の費用に回す。

ホテル:「1日2回シャワーを浴びる者は、同じタオルを使ってくれ」と堂々と
表示してある。
使い捨ての紙コップ。デンプンで作った紙コップ。

社会全体がルールを決めれば、
メーカーに堂々とそういう要求を突きつけていっても良い時代。
日本だけが使い捨て天国。
要求をキチンと出せば日本でもできる。

ペットボトル、日本で、容器包装法が成り立った時にペットボトルが増加した!
住民が分別して処分するとしたため。企業に責任を負わせる必要がある。
キリン、前年の3倍ペットボトル増えた。

ドイツ:最初は企業も反対をしていた。
住民運動がきっかけを作る。決して優秀な政治家が現れて法律ができた
わけではない。
地方条例がまず各地でできていった。
所沢市ダイオキシン規制条例を作った。

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■質疑応答:
1)ドイツの様な運動のきっかけをどのようにして作ればよいだろうか?
・情報の公開:企業、お役所が情報を抱え込んでいる。
 情報を得た所が隠す権利が有る。
・情報を求める権利がある。
・住民の中には、それぞれの専門家がいる。
・市民側にいろいろな知識が集結している。

2)ドイツと日本の違い
住民運動の粘り強い動きが背景に有った。
・消費者が、お店で買った商品の過剰包装ゴミを受け取らない運動を始めた。
 購入した後、店のゴミ箱にスグに捨ててしまう動きがはじまった。
 ==>お店は、仕方なく分別boxを店先に設けた。
 ==>お店も、メーカーへ過剰包装ゴミを返却する運動に加わるようになる。
・全てのカン、ビンをデポジット制にする。
出雲市では、コカコーラ社はデポジット制に応じている。

介面活性材:ノニルフェノール
フタル酸エステル。柔軟材。
電子レンジに使えるラップ:フタル酸エステルが食品に付く。

●環境教育が重要:
 日本の学校も変わってもらう:しっかりした環境教育が、カリキュラムとして
 組み込まれていない。

x 掃除ゴミを焼却炉で燃やす体験。ゴミは燃やすものだとスリコミされる。
x 焼却炉の見学。は辞めた方がいい。
ドイツでは、ツッパッている若者に聞いても模範回答が帰ってくる。
綿の買い物袋を当然のように持ち歩く。
若者は当たり前の様に分別廃棄を行う。老人が面倒がっている。

3)書籍:奪われし未来、翔えい社。

4)農業ビニールシートの廃棄の問題はどうすれば良いか?
 塩化ビニール協会も今の時代、要求を受け入れざるを得ない状況。
 マスコミをうまく利用して、処理ルートを確立してしまえばよい。
 農家==>農協==>塩化ビニール協会
 農協が直接協会と談判すれば拒否できない。

 ソーダ工業 Naを取る。塩素はソーダ工業の廃棄物。塩素が余る。

住民とメディアが手をたづさえ合う。
●具体的な方法(例)
 (1) 農協が塩化ビニールを集める。
 (2) 山になったゴミをメディアで報道する。
 (3) トラックに載せて塩化ビニール協会へ運び込む。
 (4) 公開文書で処分、引き取りを依頼する。

公共施設を作るためには、一切塩化ビニールを作ってはいけない。
世界の塩化ビニール業界の未公開のシンポジウムが日本であった。
日本が、各国の縮小気味の塩化ビニール業界の中でダントツに売り上げを
伸ばしているので、他国の業界社は、成長の秘訣を「学び」に集まった。

5)母乳育児が心配。
 免疫力が付く、衛生的なメリットから母乳が良いと考えられている。
 しかし、ダイオキシン汚染が言われる今、私達はどう考えてゆけば良いか?

ダイオキシンの汚染が有っても母乳の優位性は疑いようもない。
・自分がどのくらい汚染されているのか解らない。もし調べるとすると
 1人40万円もかかる。
 89年に、オランダ、ドイツは、厚生省が、半分母乳、半分人工乳にすべきという
 勧告をした。現在はほぼ半減したので撤回した。
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お知らせ:
・長野県有機農業研究会 年会費 1500円。会報 4回/年。

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