おしおきのチャンスだ^^)

この国は、江戸時代、明治、戦前、戦中、戦後とじつはずっと変わっていないのかも知れません。

311。
世界中の100カ国以上の国から支援の手が差し伸べられた。
例えば台湾からの義援金の金額を覚えている方はいるかな。
そのさし述べられた支援の手は、「日本人が世界に存在することへの願いや感謝の念の強さ」だったと想う。
それは私達の先人が築き上げてくれた信頼の証でもある。

でも、ロンドンオリンピックでのガレキメダルを付けた日本人選手団が開会式入場途中で退場させられ、肝心の式典の最中に日本人は誰一人その映像の中に居なかったという事実から、世界から日本に向けられたさまざまな視線が明らかになった。

つまり、原発マフィアに牛耳られた国民と、ゆでられた鍋にのんきに入って茹で上がるまで動かない、国民に主権のない、もしくは、国民主権を獲得しようと努力しない、「人の存在への敬意が地に落ちている後進国な国民性」であることが、世界中にばれたって事だろう。

他人には良く見える。
米国は、エネルギー利権のゴアと軍事利権のブッシュが闘い、ブッシュが勝った途端に911が起きて、原発燃料を製造する時に産まれる産業廃棄物である、劣化ウランを弾に込めて、「敵地」に捨てる。最も安価な放射性廃棄物の処分方法を実行した。

日本は、NHK民法電通、電力会社、新聞(記者クラブ)ががんじがらめになってかつての慣性を誰も止められない。
良心の呵責に喘いでいる者はいるだろうが、美人投票とおなじで、みんなが投票するであろう勝ち馬に乗ることに必死だ。自分の胸に手を当てて何が今大切か。何を今やるべきか、気づいていても目の前の流れに逆らう勇気や、離脱する勇気を持つ者は希だ。
ましてや、そのわずかな勇気を振り絞る「希望」さえも、足を引っ張り、場の空気を乱す者としてバッシングする。
その行為の動機は自分の中にある「不安」であろう。

福島県が避難する者への支援を今年で終えるらしい。

まだまだ、家族の中で葛藤が続く。

子を守ることを自分の生きる意味にした母に、幸あれと願う。

自己肯定感や自己信頼感の揺らぎを体験したことのない、夫や義理の両親は、妻(義理の娘)の決意にたじろぐだろう。
でも自分がよって立つ価値観を今一度、見直すチャンスだ。

母は、自分の直感を信じて欲しい。

自分が自分を信じないで誰が信じてくれるものか。

でも相手との縁を大事にして欲しい。
徹底的に話し合うこと。相手を切らずに。
相手を切ろうとする心理の奧には、相手への侮蔑が存在する。
「あなたが居てわたしはうれしい」という
根本の気持ちを忘れないようにすること。
相手を尊敬し続けること。
でも徹底的に話し合うこと。
子を守るその決意は、人の存在を大切にする確信に根ざしている。
夫を、義理の両親を侮蔑した先に、自分が目指す物はない。
粘り強く丹念に話をし続ける。
その先に光りが指すことを願っている。

でも、無理ならとっとと逃げるのも大切。
自分が在ってこその世界だ。
自分が居なければそもそも世界は存在しない。

でも本当は、こんな悲劇を仕向けている日本政府が諸悪の根源。
生徒同士のいじめを見て見ぬふりして放置しているクラス担任と同じだ。

おしおきのチャンスだ^^)

・出典:
日本の選手団だけがロンドンオリンピックの開会式の行進中、途中退場となった。
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20120731/1343724566