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08/25/2021
東京電力福島第一原子力発電所事故後、公表が見送られていた福島県の3月19日の食品データをOurPlanet-TVが入手した。
このデータは、政府が3月17日に食品の暫定規制値を公表したことを受け、福島県が19日に県内34市町村の農家から野菜をはじめとする環境試料37検体を計測したもの。
ただ、厚労省の示した「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」ではなく、日本分析センターから送付されてきた「緊急時における環境試料採取法」をもとに試料を採取していたため、一度も公表されず、10年間お蔵入りになっていた。
データによると、
飯館村の牧草からは1キロ当たり88万ベクレルという法外な放射性ヨウ素131
が計測されたほか、
大玉村のホウレンソウからは、ヨウ素131が4万3000ベクレル、同132が7万3000ベクレル、
セシウム137が8万9000ベクレル、セシウム134が9万ベクレルを記録。