通り魔殺人事件と国会前デモ

【通り魔殺人事件と国会前デモ】

その昔、通り魔殺人の被害にあったときに泣き寝入りする他無かった。

松本サリン事件の被害に遭った河野さんとたまたま喫茶店でお会いして話をしたことがある。(奥様が入院してた施設が近所だった。)

彼は当時、通り魔殺人に出会った被害者が国家による補償を受けられるようにするために活動をしていた。

その論理を聞いてなるほどと思った。

国家警察は、犯罪を防止するために国民から暴力と権力を付与されている。

個人では持てないピストルや、通行人に尋問する力を付与されている。

にも関わらず、犯罪が起きてしまった時に、その犯罪を予防できなかった原因は、権力を与えられた国家警察の失敗と見なし、国による補償を行う必要がある。

と。

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であれば、これを試しに 国会議員にあてはめてみようか。(^^)

国会議員は民意を吸い上げることを任務とし様々な特権を与えられている。

電車賃の補償など最たるもの。西に東に飛び回り、おおいに民意を耳をダンボにしてきいてもらいたい。

でも、立法府の国会の行動が、国民の民意と大きく外れたと仮定する。その脱線を阻止する為に、主権者は、連日国会前でデモを行う事態が生じた場合、どうだろう。

民意を国会に反映出来ない原因は、国会議員の民意を汲み取る努力不足にも一部有る、と言えないだろうか?

国会議員は、自分の仕事が「失敗」した結果、デモが拡大している。

と大いに 恥ずかしい想い をしてもらいたいな。

民主主義が勝利したなら、デモに参加した時の交通費、並びに仕事を休んだことで生じる損失は、必要経費として控除対象に成る税制改革が起きてるだろう。

もちろんその予算源は、国会議員の給与を削減して積み立てられる、「デモ保険」制度だね。

もっと、もっと我らに力を。

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