出典：http://www.facebook.com/groups/im.radiso/
○●○ PocketGeiger講座 その１：食材の放射能を測ろう！ ○●○
［無料ソフト： POCKET Geiger Lite 版］
〜〜〜〜〜
解り難いかと思いますのでどんな質問でも結構です。お寄せください。みなさんが解りやすい取扱説明書を作って、ある程度完成したら、紙に印刷して、製品に添付する予定です。（協力者のお名前を掲載させて頂きます。）
〜〜〜〜〜
１．食材をテーブルに全て出しましょう。
※これから食材の放射能を１点づつ計測します。
２．PG(PocketGeigerの略）のセンサ側の電池ｂｏｘの電源をＯＮにします。
３．PKは、ビニール袋に必ず入れます。
【重要】Friskケースの中に万が一、放射性物質の粒子が入り込んでしまうと、正確な測定ができなくなります。必ずビニール袋にセンサ部（Frisk＋電池Box)を入れて使いましょう。屋外で雨どいの下の土などを計測した場合は、こまめにビニールを破棄、新しいものに交換しましょう。
※特に値が大きくなった時は、インフルエンザの時と同じように、ビニールを破棄することはもちろん、測定後の手洗いなども忘れずに。
４．ＰＧを１つ目の食材にそっ〜と当てます。
※センサ側（＝Frisk側）を測定したい食材に当てます。
５．測定開始！
iPhoneアプリ画面の[ ON ]ボタンを押します。
※ ONが白字。背景が青色になっていれば動作中です。
※センサをぶつけたり、振動が加わるとノイズが出たり、誤検出します。
※画面一番上の時刻表示の直ぐ下に［ NOISE ］と赤く出ていたら、[ Clear ]ボタンを押します。
６．ＲＭＳが３．００％前後であることを確認する。
iPhone画面一番上から２番目に
［ Lite ver.1.04 RMS = 3.07% iPhone xx ］
と表記があります。このＲＭＳの値を読みます。
※もし、０％に近い場合は、電池ｂｏｘの電源がＯＦＦになっていますので、ＯＮにしてください。
※電池ｂｏｘの電源をＯＮにしても、ＲＭＳが０％に近い場合は、電池が外れているか、電池を新品に交換する必要があります。（電池はめったなことでは、消耗し切ることはありません。長寿命です。）
７．No Sleep を [ オン ] にします。
８．食材を測定したまま、最低でも１分以上放置します。
９．＜判断＞ １分経過して、 １．００ ［ ｃｐｍ ］ 以下か？
Yes なら。完了。→次の食材へ。
No なら、継続。
１０．２分、３分、４分、５分と更に測定を延長し、１ｃｐｍ 以下か？
Yes なら。完了。
No なら、数字を読んで、メモ。
１１．「我が家の放射能基準」（補足２）を予め決めておく。
基準超えを破棄。もしくは、R40指定として４０歳以上の者が食べる。＾＾）
次の食材を測定する。
以上です。
＜メモ＞
このチェックは、強烈に汚染された食材を除去することが目的です。
政府基準の500Bq/kgを検出するには恐らく更に時間をかけないといけませんが、
例えば、各地で見つかる１０００Bq/kg超えの野生キノコなどは見分けることは可能では無いかと推定します。
■補足１：RMSって何？
二乗平均平方根（Root Mean Square）の略です。PocketGeigerは、シリコンセンサを通過したガンマ線が発生する電荷を信号として拾い出します。センサの電気回路に生じる、擬似信号部分をバックグランドと呼び、その揺らぎをRMSという数字で表示します。お持ちのPGの普段のRMSを数字で覚えて置くと便利です。およそ、３．００％前後だと思います。わざと、電池ｂｏｘのスイッチをOFFにしてみてください。RMSはゼロに近くなるはずです。オカシナ値が出たら、RMSに注目して、電源を入れているかどうかを確認してください。
■補足２：「我が家の放射能基準」
＜測定事例＞
※我が家の例では、センサ部を机に下向きに置いて計測した場合、部屋の空間線量が、０．５〜１．５ｃｐｍ／（３０分以上計測）、であることが解っています。
空間線量率にすると、0.05±0.02 μSv/hです。なので、２ｃｐｍ／（５分以上計測）を超えるとその食材を念のため、食べないようにしています。
PocketGeiger換算で、0.1 μSv/hということになります。
この値がいわゆるベクレルに換算して、？？ Bq/kg なのかは今後、弊社で正式にベクレルモニタを導入（１１／末日導入予定）後、検証していきます。
例えば、
食材 ： 放射能 ： PocketGeiger計測値
（１）冷凍白身魚 ：５０Ｂｑ／ｋｇ ： ｘ．ｘ ｃｐｍ
といった、一覧表を整備する予定です。
