Sr-90の動態が一般食品の基準値(100 Bq/kg)に与える影響

http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/users/user-10609/

Sr-90の動態が一般食品の基準値(100 Bq/kg)に与える影響

小豆川 勝見 先生


・2015年1月26日付で、食品に含まれる放射性物質の挙動について福島原発事故前後の比較を行った論文が公開されました。
・膨大な測定データを解析してみると、事故後、一度上昇した放射性物質の濃度は時間とともに低下していく様子が分かります。
・(食品に限りませんが)環境中に存在する放射性物質は、放射性セシウムが卓越していて放射性ストロンチウムはごく僅かです。しかし、1959年から蓄積してきた測定値と、実効線量係数を考えると、今後の放射性ストロンチウムの動態が非常に重要になります。
・論文はどなたでもアクセスできる状態にあります。上記画像がリンクです。

http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/es5057648