何故放射能を測定するのか?
鼻と口を遮られると死ぬ。
ナイフで刺されると死ぬ。
人差し指が灼熱のストーブに触れると死ぬ。
さて、ひとつ嘘がある。
・・・
1999年のJCO事故では、『たった』10シーベルト程度の被爆で二人の方が死んだ。
でも10シーベルトの放射線エネルギーとは、それがもし単なる熱であれば指先がやけどする程度のエネルギー。
でもその放射線エネルギーを全身で浴びると、生命を維持する根幹が破壊される。
それは、
「呼吸」でもなく、(鼻と口を遮られると死ぬ。)
「血液循環」でもなく、(ナイフで刺されると死ぬ。)
DNAの破壊に因る。
腸(ちょう)が朽ち、二週間後には口から食物を食べても栄養が吸収出来なくなる。
やがて皮膚が朽ちる。
そして、
白血病になり、
免疫機構が途絶え簡単な風邪のウィルスによって、やがて人が死ぬ。
・・・
指先がやけどする程度の放射線エネルギーをゆっくりと全身で浴びたら誰もそれを「感じることが出来無い」。
だから測るしかないんだよ。
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(補足)シーベルトについて
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20141102/1414942315