ウラン235の濃度 メルトダウンすると核爆発が起きるのか? 「原子力発電所が「原爆」には絶対にならない理由」

http://www.gizmodo.jp/2011/03/post_8701.html


「ウランを使って連鎖反応を起こすためには、濃縮して、ウラン235の濃度を高める必要があります。原子炉には低濃縮のウランが使われますが、「低濃縮」とは具体的にはウラン235の濃度が20パーセント以下であることを差します。でも原子力発電所では一般に、ウラン235の濃度が3〜4パーセントのものしか使われていません。

一方核兵器の場合、強烈な連鎖反応を起こすために高濃度のウランが必要とされています。「高濃度」の基準は20パーセント以上ということになっていますが、ほとんどの核兵器では濃度80〜95パーセントのウランを使っています。たとえば広島に投下された原爆は、濃度80パーセントのウランでした。」