リニア新幹線を通すと岐阜県の山から人形峠の6倍のウラン残土が発生する

http://nikkan-spa.jp/253164


「リニアが通過する東濃地区には日本最大のウラン鉱床があるんです。そんなところに地下トンネルを掘ったら、膨大なウラン残土が排出される、つまり放射能汚染された土が出てくるかもしれません」

 こう話すのは「中津川の環境を守る会」の野田契子代表だ。



鉱床でのラドン濃度は、高ければ、1立方メートルあたり4000〜4万ベクレルで存在します

Rn-222 : 4K~40KBq/m^3

小出裕章

ラドンの濃度は通常の空気には、1立方メートルあたり10ベクレル程度。法令では、鉱山の坑道などでは3000ベクレル以下、一般居住区域に流す場合には20ベクレル以下にするよう定めていますが、人形峠の坑口でのラドン濃度は10万ベクレルに達したことがあります。

通常:10 Bq/m^3
鉱山の坑道 : < 3K Bq/m^3
一般居住区域 : < 20 Bq/m^3
人形峠の坑口 : 100K Bq/m^3


 人形峠のあちこちで述べ49万立方メートルものウラン残土が、野積みされたまま今も放射線を放っているのである。
 全ルートにウラン鉱床があるわけではなく、また、ウラン鉱床を回避できる可能性も否定できない。しかし、リニアのトンネル工事で、岐阜県では約300万立方メートル、人形峠で野積みされているウラン残土の約6倍もの残土が予想されているのだ

人形峠 ウラン残土 : 490K m^3
岐阜県 : 3M m^3 (予測)