原発ゼロ社会への道

http://www.ccnejapan.com/20131007_CCNE_report_01.pdf

原子力市民委員会 設立趣意書

2013年4月15日


脱原発は一朝一夕には実現できない。ドイツでもシュレーダー政権下で脱原発合意(2000 年)ができて から、メルケル政権による脱原発決定(2011 年)まで 11 年の歳月を要した。この間、前進局面もあれば後退局面もあった。 日本でも同様の経過は避けられないだろう。 また脱原発には一定の痛みが伴う。 脱原発 が実現してからも長期にわたり、私たちは原子力負の遺産の返済に追われ続けるだろう。それでも脱原発の道筋をつけることにより、よりよい未来を孫子の代に手渡すことができる。日本の脱原発を願う全ての人々 の参加を期待する。