東京湾の魚のこと さかな−さんぺいさん(@SSanpei) より

石丸さん 前田さん さんぺいさん ありがとう。



石丸偉丈さん(@kodomiraInfo)
前田幸宏さん(@nondual2506) 
さかな−さんぺいさん(@SSanpei)

Ustreamアーカイブ
(前半 78分)
http://www.ustream.tv/recorded/25786430
(後半 82分)
http://www.ustream.tv/recorded/25787676 …

参考:
NHKスペシャル、山崎先生の測定ポイント
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20120116/1326665210


スズキは指標。
(00:20:42)
(1)食物連鎖の上位。
(2)長生きして大きくなる。
(3)汽水域(淡水と海水の境の行き来が多い。)

勉強になります。^^)

この2つが興味深かったですね。
引用文献やリンクが有るようでしたらご案内ください。
(って、さんぺいさんにメンション飛ばせば良いですね^^)

サンペイさん> 「海水魚は、エラからミネラルを排出する仕組み。ミネラルの循環が早い。」
浸透圧。 海の生き物は海水を飲み、エラのところにある(00:10:20) 一部の細胞から塩分を出す。
残った水分を吸収する。 塩を出す時、カリウムを一緒に排出している。
カリウム排出と一緒のチャンネルでセシウムを排出。 ミネラルの循環が早い、らしい。

サンペイさん> 「汽水域でセシウムがトラップされる」
淡水と海水が混ざるところで、 河口で三角州が発達しやすいのと同じ理由、 粒子が大きく成って沈む。 (00:42:10)
河口域でセシウムがトラップされる。 濃縮が進む。東京湾荒川の河口。

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■重要リンク有り
さっそくさんぺいさんから、
トーク中でお話されていた研究のソース(出典)を教えて頂きましたので、ここにもご紹介します。

@ichinoseshu: @SSanpei

海水魚のエラで(ミネラルを取り込まずに)水分のみ取り込む仕組み(淡水魚はその点ミネラルを取り込みやすい)、とか気水域(淡水と海水の合流地点)でセ シウムが沈殿し易い、などが興味深い話でした。もし出典等ご存知でしたら、ご教授下さいませ。(^-^)

@SSanpei: @ichinoseshu
海水魚は海水を沢山飲み込み、飲んだ海水から、まず塩分やカリウムをジャンジャン吸収(吸収後速やかにエラの塩類細胞から排出)そうすると飲み込んだ海水 の浸透圧が体液と同等にまで下がる。下がったところで直腸から水分を吸収、ということだそうです。
続)

@SSanpei: @ichinoseshu 続)

その出典は東大、金子豊二教授の研究です。
プレスリリース
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2012/20120327-1.html

9月8日の研究発表会→
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/20120908.html


2012年9月8日(土) 13:00〜17:00

金子 豊二 (東京大学大学院農学生命科学研究科・水圏生物科学専攻・教授)

海水魚におけるセシウムの取込みと排出 [要旨] [動画] [資料]
要旨
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/2012090804.pdf
動画
mms://stream-ext.itc.u-tokyo.ac.jp:8080/rpjt4/05.wmv
注意:WindowsOSのみ対応。MacOSは不可。VirtualBox+WindowsOSを使ってください。
資料
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/2012090804-slide.pdf

ぜひ動画をご覧頂きたいです。
資料だけでは分からない細かいところまで解説されています

さかな-さんぺい @SSanpei
汽水域でセシウムが沈殿しやすい件、一番いい資料は
コチラの6ページ
http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/kpr/prn0028pdf/kp002818.pdf

淡水中では粘土等の微粒子の間に斥力が働くが、海水中の大量の陽イオン(Na、Mg)と出会うと急激に凝集作用が働き沈降する(微粒子にくっついたCsも)

さかな-さんぺい @SSanpei
続)という主旨のことがリンク先のPDFに書いてありました。
イオンがどうこうというのは単なる受け売りで、詳しく無いので突っ込まないでください(笑)私は、川の下流で三角州や河口干潟が形成されるのは、汽水域で粒子が凝集・沈降しやすいからと聞いていましたが 続)

さかな-さんぺい @SSanpei
続)それが「イオンの働きがどうとか」と説明するなんて事最近まで知りませんでした。
埋め立てが進む前の東京湾の海岸線をよ〜く見ると

http://www.tbeic.go.jp/kankyo/mizugiwa.asp

多摩川、旧江戸川、養老川や小櫃川の河口付近が(土砂の堆積で)東京湾に少し突き出る形に

(了、、かな?)

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