先週の土曜日に、線量計をぜひ見たいというお客さんが弊社に来られた。
会社は土日、休みにしてて、子どもの部活動の応援の合間を見て、信州放射能ラボを開けてその方を待った。
私よりもちょっと若い男性の方だった。
福島県から来たという、今、松本市に家族で生活しているという。
こっちで就職したけど、土日しか休みが取れないので。。と
申し訳なさそうにその方は言う。
たんたんと穏やかに語るしぐさからその男性の心の温かさを感じた。
福島県の実家には、両親を残してきているとのこと。
自宅に時々戻った時の周辺の空間線量を計測したい。
それが、主旨だった。
早速、価格が安くなった ポケガ「松」コースをお勧めした。
元祖 Radiation-watch.orgが、3700->1850円にしたのに連動して、
弊社の組立完成品も 5790->3940円に価格ダウンした。
既にその方はiPhoneをお持ちだった。
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(1)妊婦や子育て中の家族が安心して避難できる場を確保する。
(2)避難した先でお母さんが安心できる食材を地域で整える。
(3)汚染された実家を想う人の手には高性能だけど(飛び抜けて)安価な線量計。
そんな、昨年9月のおぼろげながらもイメージしていた構想が、一歩づつ実現していることが、本当にうれしかった。
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おとうさんたち がんばれ。
パパたち がんばれ。
心底 応援する。
(2012−5−15、一ノ瀬)