福島県郡山市 フクシマン・マサ さんのまとめ この半年で 放射性物質の降下量が1556メガベクレル/km2


http://ameblo.jp/masa219koro/
[fukushima_nippou][00069] 「放射性物質の降下量が1556メガベクレル/km2」定時降下物ダイジェスト�2013年1月〜6月
より。
「定時降下物」とは、
空から降ってくる、放射性物質の降下物のことです。

この数値を見ることで、
空中にどのぐらい放射性物質が舞っているか、
知ることができます。

今日は福島県が発表した、
今年に入ってから半年分(2013年1月〜6月)の
定時降下物のダイジェストを紹介したいと思います。

今年に入ってからの放射性セシウムの降下量を月別に見てみると

2013年

1月 104.6 MBq/km2(平方キロメートル)
2月 402.7 MBq/km2
3月 450.7 MBq/km2 
4月 225.6MBq/km2 
5月 324.9MBq/km2
6月 48.2 MBq/km2 

合計 1556.7MBq/km2

(計測値:福島県福島市方木田)

となります。

参照:http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=27445


昨年2012年の
半年間(1月〜6月)の合計は、

6309.8MBq/km2

でしたので、

昨年に比べると、半年間の放射性セシウムの降下量は

4分の1

に減少していました。



ちなみに、3.11直後の、
2011年3月の、
放射性セシウムの降下量のデーターも残されています。

計測が行われていたのは、
原発に近い)福島県双葉郡で、

放射性セシウムの降下量は、

6740000MBq/km2
(2011年3月)
(計測値:福島県双葉郡

でした。


今年の3月の双葉郡の数値は、

2316MBq/km2
(2013年3月)
(計測値:福島県双葉郡

ですので、

3.11直後の2011年3月と比べると、

約2900分の1

に減少しています。


参照:http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/195/list-1.html

単純に数字を変換します。

[MBq/km^2]→[Bq/m^2]→(1/65)→[Bq/kg]→(1/425)*0.1→[μSv/h]

(2013年1月〜6月)の定時降下物: 
1556.7MBq/km^2
単位変換→1556.7Bq/m^2
土壌放射能に換算→23.9Bq/kg
空間線量率上昇に換算→0.0056μSv/h
つまり、均一に降下したままの状態で空間線量率の上昇分

  1. 0.0056μSv/h をサーベイメータ等で定量計測することはかなり難しいと推定されます。

(降下物のみが雨で集められたり、表層のみが風で一カ所に集積される場合は異なります。)
それに比べて、降下物の乗った土壌を5cm掘って放射能計測することで、
23.9Bq/kg
となることが推定されますので、これであれば、一般のシンチレーション式の食品放射能測定器で短時間(数分)でも検出が可能です。

2011年3月 福島県双葉郡放射性セシウムの降下量は、
6740000MBq/km2

単位変換→6,740,000Bq/m^2
土壌放射能に換算→103,692 Bq/kg
空間線量率上昇に換算→24.4μSv/h
この地域はこの線量のままで1年間経過するとすれば、年間で214mSv浴びることになります。

(この計算では、半減期2年のCs-134の減衰の影響を無視しています。
 また、2011.3直後に2200カ所の空間線量率と土壌放射能の値から得た漸近線の換算式、
Bq/kg→(425Bq/kgで0.1μSv/h) は、Cs-134:Cs-137=1:1で放出され間もない時期で実測値です。同一Bq値であっても、Cs-134の方が、Cs-137に比べて、2.7倍人体への影響が強いことを考慮すると、Bq値→μSv/hへの換算は当時よりも小さくなると推定されます。)