インフルエンザ脳症ガイドライン

厚生労働省
http://www.tokyo-med.ac.jp/pediat/data/info0925-01.pdf

■吉田信一医師
インフルエンザ脳症 インフルエンザ脳炎
http://www.yoshida-cl.com/6-byo/huru-4-e.html
「当院は、小児科、アレルギー科の診療所です。平成8年4月1日に開院しました。」
岩手県盛岡市 吉田信一医師

■沼田 稔(ぬまた・みのる)
インフルエンザ脳症
https://www.iyaku-j.com/iyakuj/system/dc8/index.php?trgid=17943
医薬ジャーナル論壇

「脳浮腫や神経障害が惹起される」

インフルエンザ脳症の鍵現象は,サイトカイン・ストームと呼ばれる一大反乱だ。
全身の細胞から通常量をはるかに超える炎症性サイトカインが放出され,体内を嵐のように吹き荒れる。」

「2002年の1月から3月にかけてのインフルエンザの流行シーズンに,「以前にもらって家に置いてあった坐薬を子供に使ったところ,症状が悪化して死亡したというケースが多数あった。実はそれらの坐薬の中にジクロフェナクナトリウムがあったわけだ。」

「非常に急速な病状進行を示す脳障害で,
インフルエンザによって高熱を発してから数時間から1日のうちに,
痙攣や意識障害などの神経障害をきたす。
さらに神経症状がどんどん悪化し,発症から数日のうちに死に至るというものだ。」

大きな流行を示すインフルエンザウイルスのタイプには,
A香港型,Aソ連型,B型の3種類があるが,森島氏ら研究班の調査では,
特にA香港型ウイルスの流行時にこの脳症が発症し易いということが分かっている。