放影研 : 放射線影響研究所

http://www.acsir.org/news/news.php?RERF-Prof.Dr.-Schmitz-Feuerhake-Dr.-Pflugbeil-ACSIR-22


http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2012/05/abcc-1950-radiation-research-14-1950.html

2012年5月25日金曜日

放射線影響研究所「原爆被爆者の死亡率に関する研究:1950−2003」日本語版

厚生労働省と米国エネルギー省共同管轄の公益財団法人「放射線影響研究所」は、その前身の原爆傷害調査委員会(ABCC)の時代の1950年から原爆被爆者の死亡率に関する寿命調査を続けてきました。

このほどアメリカの専門誌 Radiation Research オンライン版で公表された「原爆被爆者の死亡率に関する研究 第14報 1950–2003年:がんおよびがん以外の疾患の概要」において、放影研
放射線の健康リスクに閾値がないことをようやく認めました。それだけではなく、この報告は――

被爆時年齢が若いほど、健康リスクは増大する
健康リスクはがんだけでなく、がん以外の循環系、呼吸器系、消化器系の疾患にもおよぶ
――といった事実をも明かしています。

「6.6.4 健康診断 [法23、則22](放射線概論、第7版)
3 健康診断の結果の記録と保存
(3)記録を永年保存すること
ただし、当該記録を5年以上保存した場合において、大臣が指定する機関に引き渡すときは、永年保存の義務を免れる。この指定機関として、財団法人放射線影響協会が指定されている。」

放射線影響研究所:福島関連記事
http://www.rerf.or.jp/fukushima.html