原子力安全・保安院 福島第一原子力発電所から放出された放射性物質に関する試算値 福島第一原発放出セシウムは、広島原爆の168倍

追記


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6017196/1?viewMode=
東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_6017196_po_20110826010-1.pdf
http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3491887/www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/20110826010-2.pdf

原子力安全・保安院
http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/20110826010.html
東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について
http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/20110826010-2.pdf
Cs-137(のみの)放出量合計: 1.5x10^16 Bq

広島原爆放出セシウム(Cs-137)量:8.9 x 10^13 Bq

【単位 おさらい】
10^3 -> Kilo
10^6 -> Mega
10^9 -> Giga
10^12 -> Tera
10^15 -> Peta
1.5x10^16=15 Peta Bq (福島原発放出Cs137;15ペタベクレル)




■問1:福島原発が放出したセシウムの量は広島原爆の何倍か?
■問1の答え:福島第一原発(1号機、2号機、3号機)放出セシウムは、広島原爆の168.5倍
計算:
広島原爆放出セシウム(Cs-137)量
Cs137=8.9x10^13 [Bq] (広島原爆放出Cs137;89テラベクレル
(別表2:広島原爆での大気中への放射性物質の放出量の試算値(Bq)

1.5x10^16 Bq/8.9x10^13 = 1500 / 8.9 = 168.5



■問2:福島原発の全放出セシウムチェルノブイリ放射線管理区域の濃度で平均してばらまくと面積はどのくらいか?

チェルノブイリ放射線管理区域 37GBq/km^2


■問2の答え:(1.5 x 10^16) / (37 x 10^9) = (150/37) x 10^5 = 4 x 10 ^5 平方km
円であれば、 πr2=面積
平方根(4/π x 10^5) = 3.6x10^2 = 360 km
半径360km


東京新聞 2011.8.25
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011082590070800.html
福島第一原発事故は今年六月の国際原子力機関IAEA)閣僚会議に対する日本政府報告書、広島原爆については「原子放射線の影響に関する国連科学委員会二〇〇〇年報告」を基に試算されている。

この「2011年6月IAEAに提出した日本政府報告書」ってのを見たいねえ。



http://d.hatena.ne.jp/scanner/20120919/1348008687

2012-09-19
ブログexaminerの英文記事
福島原発の規模は広島原爆の4023倍」は間違い。