(放射性セシウムが、事故後1カ月以上たっても地表から5センチ以内に9割がとどまっている)


http://www.asahi.com/science/update/0523/OSK201105230147.html
放射性物質、地表5センチ以内に9割 広島大など調査

東京電力福島第一原発から放出されて降った放射性セシウムが、事故後1カ月以上たっても地表から5センチ以内に9割がとどまっていることが広島大などの調 査でわかった。
15センチまでなら99%以上という。
旧ソ連チェルノブイリ原発事故では、汚染された表層土を60センチ下に埋める方式を実施した。
今回 の校庭などでの土壌汚染でも「上下入れ替え方式」が有効なことの裏付けになりそうだ。

広島大サステナセンターの田中万也講師(地球化学)ら

セシウムは土壌の粘土と強く結びついて表層にとどまり、深いところにしみこまない性質がある。埋めてしまえば、セシウムはその場を動かず、放射線は地表に届かない。