江崎 正孝
こういう情報もあるので、再度、安全確保!

3月11日のあの日から1週間後の3月18日に米国原子力規制委員会が作成したレポート(2011年3月18日付・文書86頁)が極秘扱いを解除され、米国政府により情報公開されました。
今となっては遅いようですが、いかに真実は隠されるものなのかが分かり興味深いものです。信憑性はその後の各種情報を重ねつつご自身でご判断ください。
当該レポート(2011年3月18日付)のポイント
情報源には原子力専門企業のべクテル、GE、東京電力、日本自衛隊が含まれています。
2号機の燃料棒は25%溶融後気化して大気中に放出。3号機の使用済み燃料棒は50%溶融後気化して大気中に放出。4号機の使用済み燃料棒は100%溶融後気化して大気中に放出。
2011年4月27日の状況
第1号機
燃料棒は55%損傷し、部分露出または完全露出状態、圧力容器損傷。格納容器は水素爆発で大破。
第2号機
燃料棒は35%損傷、部分露出または完全露出状態。圧力容器損傷。格納容器損傷。
第3号機
燃料棒は30%損傷、部分露出または完全露出状態。圧力容器損傷。格納容器損傷。
第4号機
事故当時は稼動していなかった。しかし使用済み燃料棒の冷却プールの水位が低すぎて燃料棒のトップが2.5cm水位より上で露出。
http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1212/ML12122A949.pdf