東電 汚染水処理に高性能ALPS導入へ

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2137381.html

東電 汚染水処理に高性能ALPS導入へ

福島第一原発の汚染水処理を急ぐため、東京電力は、汚染水から放射性物質を取り除く多核種除去設備=ALPSについて、より高性能のものを導入し、今年6月からの本格運転を目指すと発表しました。

 東京電力は、汚染水をALPSで処理し、浄化を進めていますが、機器のトラブルなどで汚染水が増え続けるスピードに処理が追いついていません。

 東京電力が27日に明らかにした高性能のALPSは、1日で従来型の倍となる500トンの汚染水を処理できます。より高濃度の汚染水を処理し、放射性物質を検出できないほど低い数値まで下げることが目標です。

 東京電力は、高性能のALPSについて、来月下旬ごろから試験運転し、6月ごろの本格稼働を目指すとしています。

 また、従来型のALPSも増設する計画で、今後は、高性能のALPSとの両輪で、汚染水処理に取り組む方針です。(27日20:53)」