全国の 2011年 土壌 放射性セシウム濃度
東京新宿は、500Bq/kgと測定されています。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/01/0101flash/01010522_2.html
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先の、福島の山林の土壌での放射性セシウムが、2年経過しても、5cmも潜っていない。ことが関係しています。
つまり、放射性セシウムは土壌の殆ど表面に集中している。
以下のグラフは、仮想ですが、
横軸は、深さ cm
縦軸は、放射性物質の濃度 x 1000Bq/kg のイメージ図です。
5cmまで、掘って 土壌の放射能濃度を測るという意味は、
表層の「濃い」部分も、
深いところの「薄い」部分もごっちゃにして平均する。
ということになります。
もし、表面だけをソッとそぎ取ったら、
この図からわかるように、より 濃い 汚染土壌だけを採取することになります。
春一番で、濃い(普通の土壌濃度の数倍以上の)砂塵が舞う仕組みは
以上のようなことだろうと推定しています。
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>2011年3月23日以降に、
>関東の土地で、親指で、地面を突き刺せば、
>平均すると、一粒の 放射性セシウムが指にくっつく。
>そんなイメージです。(*)
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補足)
降下した放射性セシウムの寸法は、土壌に捕らえられているために、
土壌の粒子のサイズになっていると考えられます。
PM2.5騒ぎの時に、
走査型電子顕微鏡写真が全国のTV画面を飾りました。
「 髪の毛は、70μm
PM2.5の粒子は、こんなに小さい。」
「中国からやってくる、PM2.5は、直径が2.5マイクロメートル以下の粒子だ」の騒ぎの時に、「インフルエンザ対策のマスクでも全く役に立たない。」と報道され、まるでガスマスクのようなマスクまでが売れ切れる騒ぎになりました。
「直径1マイクロメートルの放射性セシウムの粒子」
は、そのままで存在しているとすれば、
PM2.5の粒子よりも小さくて、マスクなんて
まったく無意味になりそうです。
しかし、そんなことはありません。
地下に浸透せずに表層に固着している理由は、
土壌の粒子の中にしっかりと捕らえられていると考えられるからです。
以上から、砂塵が舞う状態の時には、マスクをする。
頭に砂塵がつかないように、帽子をかぶる。
衣類も砂塵が付きにくい対策をする(ウィンドブレーカーなど)
外から帰ってきたら衣類をはたく。
などの対策でも、十分効果があると期待されます。
春一番まで、もう2ヶ月を切りました。
こころの準備はいいですか。
以上
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