http://www.kamiura.com/whatsnew/continues_1657.html
ミサイルに液体燃料を注入すれば、本体表面の温度が下がり偵察衛星から容易に確認できる。しかし今回は冬期で外気温がマイナス20度前後と低く、発射台のミサイルをカバーで隠していたことで燃料注入(温度の低下)の変化を探知できなかったようだ。
発射台周辺のミサイル本体のスペア(予備)部品を、ミサイル本体と誤認し、そのスペア撤去を解体作業と誤認したことが考えられる。
また通常は発射前に行う衛星追跡のための長距離レーダーの作動テストも行われず、連絡・通信の無線封鎖(封止)をしたようだ。
さらに北のミサイル1段目の欠陥報道によって、監視・偵察活動はまんまと一杯食ったことになる。
神浦元彰