ガンマ線は危険なフォトンです。その2

やけどの原因である、熱線などは、格子振動といって、原子の振動に由来します。電子レンジなどのマイクロ波なども、分子振動の共振周波数を利用して水の分子を直接、非接触で振動させます。

目で見える光は、トンネルのナトリウムランプを代表例として原子核を回っている内側の電子が励起されて、外を回り、その軌道から戻る時に発する光です。

X線さえも、まだ電子による光です。

しかし、ガンマ線の由来は、原子核を構成している、陽子や中性子を結合させているエネルギー。
もし、核崩壊前のCs-137が人間にたとえて夫婦だとしたら^^)
離婚(核崩壊)した後に、分かれた2人の体重を合わせても、夫婦だった(Cs-137)時の体重にならない。
という不思議な現象が起きています。

この喪失した質量分が、ガンマ線の光子エネルギーとして放出されている。
たとえて言うならば、夫婦の愛情エネルギーみたいな物で、一緒に居る間はその分少し重い。
分かれると、その質量は、ガンマ線に化けて解放される。

原子核の陽子や中性子を結合させているエネルギー由来の強力なエネルギーを持つ光、それがガンマ線
1粒で非常に危険なエネルギーを持つ、光子。
だから、できるだけ浴びちゃいけない。