なぜマスクが必要なのか。
直感的に解りやすいように、計算しました。
Cs-137を直径１μｍの粒と仮定しますと、これだけで、３．２ベクレル。
チェルノブイリ管理区域の第1ゾーン相当＝０．１３４μSv/hにて、１平方センチメートルあたり１．２ケこの粒が有る。
この粒を体内に入れると１粒で、３．２ベクレル体内に入れることになる。
結果、内部被ばくとなる。
CTによるX線や、飛行機に乗った放射線との大きな違いは、放射線源の有る場所。
CTは、厳重に管理されている。
飛行機に乗って受ける放射線は、宇宙からやってくる。
しかし、Cs-137の粒を体内に入れてしまうと、体の中で、放射線が出続ける。これが「放射能」。
■関連発言：
2011-09-20 空間線量率 μＳｖ／ｈ の数値で、直接 チェルノブイリと比較する。
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20110920/1316524394
2011-09-08 チェルノブイリ管理区域の第１ゾーンに面積あたり幾つのセシウム「粒」があるのか。
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20110908/1315455481
2011-09-09 放射性セシウム１３７の減り具合をグラフにしてみる
http://d.hatena.ne.jp/scanner/20110909/1315520452
