2度目の富士山

富士山を登ってきました。
1976年の7月以来です。

2011-8-14 4:42 7合目花小屋
ISO感度を最低(ISO-80)
露出補正 -2.0EV
ホワイトバランス 昼光
にしてあとはおまかせのP(プログラム)モードで撮影。

(1) ISO感度を下げるのは暗部ノイズを最低にするため。
(2) 露出補正するのは、自動露出で最も明るい日の出領域が白飛びしないように。
(3) ホワイトバランスを固定するのは、朝焼けの色が補正されてしまわないように。
通常のデジカメの標準モードでも、この3つの対策を打てば、結構キレイに朝焼けや夕焼けが撮れます。

2011-8-14 5:01 7合目花小屋

お鉢めぐり

少し、画像処理。
宇宙と地球の境が見える。

・・・・・ (おまけ:吉田口下山ルートを下ってはいけない)

吉田口下山ルートを登山ガイド記載の通り、バカ正直に全て下ってしまった。
それだけが後悔。

店も無い。

水も無い。(トイレあったけど無人バイオトイレとかで水無し)

見える景色も変化しない。

とんでも無い。。。ルート。

歩くほどに楽しい思い出が過酷な苦行になっていく。

でも、山と渓谷社の富士山ガイドも、登る時に6合目で、人件費をかけて1人の担当者が手渡しで配ってる登山マップも、吉田口の下山ルートとして推奨している。

ブルトーザーが通る単調なジグザグ傾斜道。
キャタビラにとって快適な道を吉田口下山道と名付けただけ。
人間が歩く道じゃない。
韓国人の若い男女カップルを何組か見かけた。
初めての日本の富士山登山だろうに、申し訳無く思ったよ。

これで富士山を世界遺産登録申請しようなんて、ふざけている。

1976年の時は、まっすぐな下山ルート(須走)が吉田口にも許されていて、一気に走りながら下山した。
でも私が登った日も何度も落石があり、山小屋のおじさんが、「走るでねー」「走るでねー」と大声で注意を繰り返していた。
そして、翌日だったかに、落石により死者が出た。
翌年から、吉田口下山ルートは変更になった。

8合目か、7合目で登りルートに戻るルートを正規の吉田口登山道として整備、告知すべし。

■補足 2011.8.22
そういえば、富士山すっごく綺麗でした。
野口健さんの地道な活動に感謝。

35年前、5合目から歩き出すと富士山の麓はゴミだらけだった。
食べ物の入っていた袋が至る所に散乱し、そのゴミを数個拾ってみたけど、とても間に合わない状況だった。

今年は、誰かがうっかり風に飛ばしてしまったのであろう、飴の袋を数個拾ってはポケットに入れる程度で、吉田口登山道は、非常に綺麗な状態だった。

それにしても、野口健さんの2011.7.30のblog凄いなあ(心臓の弱い方、食事中の方は回避してください)。
一度原子力発電所に事故が起きると生き物に対して何が行われるのかがよく分かる。
決して、家畜だけの話ではない。