【有効求人倍率】
安倍総理の自慢話:「高知県の有効求人倍率が初めて一倍を超えた」は、
「地方の仕事が消え若者がどんどん大都市圏へ流出するようになりました。」
と自慢にならない単なる数字の悪遊びだった。
という話題の再掲です。
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数字を一杯並べているけど
有効求人倍率のことだけ 再掲します。
今年1月、安倍総理が国会で自慢してた
東京新聞がさっそく高知県のこと調べたら 実は数字の悪遊びみたいな、あきれた話だった。
ってやつ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201601/CK2016011402000128.html
「求職者は前年同月比で33カ月連続の減少。年度ごとに如実に減っている」
「求職者が減った原因は、条件のいい仕事のある大都市圏への若者の流出だ。」
「高知県では2014年まで14年連続で県外への転出が転入を上回る。」
<有効求人倍率=求人数/求職者数>
分母に当たる仕事を探す人(=求職者数)が減れば、
仕事の件数が変わらなくても倍率は上がる。
・・・
要するに、地方から若者が流出して働き手が減っている。
って話。
ただそれだけなのに、
地方が疲弊している状況が加速している事実を、
と数字だけを取り上げて自慢し始める始末。
それを自慢されてもなぁ。
「高知県の有効求人倍率が初めて一倍を超えました」
って言っているのは、ようするに
「アベノミクスにより 地方から仕事が無いために
若者がどんどん大都市圏へ流出するようになりました。」
と自慢にならない話を何故か自慢話としているようなもんです。