14億4000万円

http://www.news24.jp/articles/2016/05/23/07330881.html


全国17の都府県のコンビニエンスストアのATMで、偽造されたとみられるクレジットカードが一斉に使われ、約14億円が不正に引き出されていたことが分かった。

 警察庁によると、不正な引き出しがあったのは、東京や大阪など17の都府県にあるコンビニのセブン銀行のATMで、今月15日午前5時頃から約3時間に、クレジットカードで現金を借りる「キャッシング機能」で、限度額の10万円が1万4000回以上にわたって引き出されたという。不正に引き出されたのは14億4000万円近くに上るとみられている。

 偽造カードには南アフリカの銀行が発行した約1600枚のカードの情報が使われたとみられるという。警察は国際的な犯罪グループが関与しているとみて調べている。

 これについてセブン銀行は、不正引き出しに使われたカードは海外発行のカード情報によって偽造されたもので、セブン銀行のATMの利用によってカード情報が不正に取得されたり、偽造されたりすることはないと発表した。また、今回の引き出しによるセブン銀行の金額的な被害はないと説明した。