禁止区域で採取した食材を持込み、たまたま検査した結果、基準値越えした事例。

禁止区域で採取した食材を持込み、たまたま検査した結果、基準値越えした事例。
■栃木県 学校給食
2016年5月10日
タケノコ(タケノコごはんで使われた *1):234Bq/kg
規模:「児童531人が食べた」
原因:「出荷制限がかかっていない宇都宮市産に、出荷制限区域のタケノコが交じっていた可能性がある」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160511-00000569-san-soci


給食のタケノコご飯から基準超のセシウム 宇都宮の小学校
産経新聞 5月11日(水)20時23分配信

 宇都宮市は11日、市内の小学校で10日に提供した学校給食のタケノコご飯のタケノコから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。

 市によると、10日の給食で同校児童531人が食べたタケノコごはんを簡易検査したところ、基準を超える放射性セシウムが疑われたため、栃木県林業センターで精密測定。その結果、最高で234ベクレルを検出した。

 県環境森林部がタケノコの出荷者に事情を聴いたところ、出荷制限がかかっていない宇都宮市産に、出荷制限区域のタケノコが交じっていた可能性があるという。

■栃木県 「道の駅にしかた」販売山菜
2016年5月6日
コシアブラ :2200Bq/kg
規模:7.7kg
「18パック(1パック60グラム)と壬生町産と表示された66パック(同100グラム)が完売」
原因:「出荷停止されていない栃木市産と壬生町産に、県内の出荷停止区域で採れたコシアブラを交ぜて販売。」
http://www.sankei.com/life/news/160506/lif1605060014-n1.html
2016.5.6 20:37
出荷停止区域の山菜コシアブラを道の駅で販売 基準超の放射性物質を検出
栃木県は6日、同県栃木市西方町元の道の駅にしかたで販売された山菜、コシアブラから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1600〜2200ベクレルの放射性物質を検出したと発表した。
 県林業振興課によると、厚生労働省が4月25日、同施設の農産物直売所で販売されていたコシアブラを買い取り検査し判明した。同課が直売所にコシアブラを出した2人に事情を聴いたところ、出荷停止されていない栃木市産と壬生町産に、県内の出荷停止区域で採れたコシアブラを交ぜて販売。栃木市産と表示された18パック(1パック60グラム)と壬生町産と表示された66パック(同100グラム)が完売した。
 同課によると、販売者が県に持ち込み放射性物質の検査をするが、1人は検査後に出荷停止区域のコシアブラを交ぜた可能性もある。

群馬県 「道の駅 くろほねやまびこ」販売野生キノコ
2013年10月22日
ナメコ :590Bq/kg
規模:「10月20日〜22日までに販売した「なめこ」28パック」
原因:「出荷制限地域であるみなかみ町の山林において採取された野生のなめこであることが判明」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1103.html

【10月25日】野生きのこ(なめこ)の放射性物質の基準値超過について(林業振興課、衛生食品課)
URL http://www.pref.gunma.jp/houdou/d7000170.html
引用:
1 経過
10月24日、厚生労働省から、以下のとおり連絡がありました。
10月22日、桐生市内の農産物直売所で「天然きのこ」として販売されていた「野生のジナメコ」の買い上げ検査をした結果、基準値(100Bq/kg)を超える放射性物質(590Bq/kg)が検出された。

2 群馬県の対応
25日朝、桐生保健福祉事務所と桐生森林事務所職員が「道の駅くろほねやまびこ」を調査しました。
当該品は10月20日〜22日までに販売した「なめこ」28パックであり、全て販売済みであり残品はありませんでした。
当該品は栽培品ではなく、出荷制限地域であるみなかみ町の山林において採取された野生のなめこであることが判明しました。
そのため、販売した「なめこ」について、自主回収を行うとともに、今後、野生きのこ等を販売する際には、安全性を確認されているものを販売すること、仕入れ時等において出荷制限区域でないことを確認するよう指示をしました。
また、今事例を受け、改めて採取者及び市場等流通関係者への周知徹底を図るとともに、採取した市町村を表示することを要請しました。
:引用終了

修正履歴)