戦陣訓

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『戦陣訓』 1941〔昭和16〕1月8日,陸訓第1号。

陸軍大臣東條英機,「本書ヲ戦陣道徳昂揚ノ資ニ供スベシ」。

本訓はとくに,「義は山嶽より重く死 は鴻毛より軽しと心得よ」ときびしく戒め,御国のために「喜んで・進んで」生命を捧げるよう,兵士の覚悟を要求した。もちろん,死んだら靖国神社にいけ る。

もっとも,無事に生身で戦場から帰れるのと,死んで魂だけが九段で英霊になれるのと,どちらがいいかなどと問うのは,もともと問うほうが悪いだけの, 聞くだけヤボ,大のつく〈愚問〉。
これは,その息子を産んでくれた母親の気持に聞けば,すぐ分かる,きわめて簡単明瞭な,〈無条件の真理〉である。「自分 の腹を痛めて産んだ息子が死んで喜ぶ母親」などいるわけもない。
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http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/3409165.html

2014年02月15日
戦場で兵士はどのように敵兵を殺しているのか?