iPS細胞使い肌細胞若返り 67歳→36歳 コーセー

iPS細胞使い肌細胞若返り 67歳→36歳 コーセー
朝日新聞デジタル 10月16日(木)6時40分配信
コーセーは15日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、67歳の日本人男性の肌の細胞を、同じ人の36歳時点の肌とほぼ同じ状態に若返らせることに 成功したと発表した。同じ人から1980年以降、定期的に提供を受けていた、36〜67歳の五つの異なる年齢の肌の細胞を、京大のiPS細胞研究所で iPS細胞にした。同社が分析したところ、老化の指標となる染色体の状態は五つのすべての年代で回復し、67歳時点のものも36歳時点とほぼ同じ状態に なった。

 同社は今回の結果を使い、老化のメカニズムを解明していく。まだ基礎研究の段階だが、将来的には、一人ひとりの肌アレルギーに対応したオーダーメード化粧品の開発にもつながるという。
朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141016-00000009-asahi-bus_all