http://www.asahi.com/articles/ASG252BZLG25ULOB001.html
ATMのデータ不正取得、預金引き出す 容疑で男を逮捕
2014年2月5日09時21分
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横浜銀行の現金自動出入機(ATM)を利用した預金者の情報を不正に取得し、他行の預金者の口座から預金を引き出したとして、神奈川県警が川崎市多摩区の男(46)を窃盗容疑で逮捕していることが、捜査関係者への取材でわかった。5日にも、支払い用カード電磁的記録不正作出などの疑いで再逮捕する方針。被害は約50口座、総額で約2400万円にのぼるとみられる。
関係者によると、男は電子機器メーカー富士通フロンテックの元部長。同行のATMシステムの保守・管理に関わっていた。その際に横浜銀行のATMを利用した顧客データを不正に取得。キャッシュカードを偽造し、口座から現金を引き出したとみられる。
偽造された可能性があるのは、キャッシュカードとクレジットカード合わせて約50口座とみられる。いずれも横浜銀行以外の口座だった。県警は昨年5月に被害届を受け、同12月に窃盗容疑で逮捕したという。
同行はATMシステムの保守・管理をNTTデータに委託、NTTデータが富士通に再委託し、富士通が富士通フロンテックに再々委託していた。
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