静かな政治クーデター

「静かな政治クーデター」


権力の暴走とメディアの加担−小沢問題の意味を問う
http://www.news-pj.net/npj/kimura/039.html

木村 朗 (きむら あきら、鹿児島大学教員、平和学専攻)

「その一連の論評では、冤罪(でっち上げを含む)と報道被害(あるいは情報操作とメディアリテラシ−)という観点から、 行政による司法の侵害とメディアの加担、すなわち国家権力(とくに検察権力)による恣意的な権力乱用と、 それと一体化・加担したマスメディアによる情報操作・世論誘導による深刻な人権蹂躪がなされていることを明らかにしています。 それはまた、そもそもの発端からして、「検察ファッショ」 と 「メディア・ファシズム」 が結合した 「静かな政治クーデター」、 すなわち国家権力(とくに検察権力)と大手マスコミが一体化した情報操作・世論誘導によって、 2009年8月の総選挙を通じて成立した鳩山民主党連立政権を打倒する(直接的には2010年夏の参議院選挙で民主党を敗北させる)狙いを秘めた、 事実上のクーデターであるとする見方であり、現在でもこうした見方を基本的に変える必要はないというが評者の認識・立場です。」

http://enzai.9-11.jp/?p=13305