筑波 つくば産総研 エアロゾル Cs粒径 0.2-0.3 μmと0.5-0.7 μmに極大値を持つ二峰性

http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20120731/nr20120731.html


 2011年4月28日より茨城県つくば市にある産総研つくばセンターにおいて、エアロゾルを13段階の粒径に分級し吸引捕集した。2011年4月28日〜5月12日に捕集した大気エアロゾルに含まれる137Csや134Csの放射線量を測定し、これらの粒子の粒径分布を測定した。この結果、137Csを含む粒子と134Csを含む粒子の粒径分布はほぼ同じで、大部分が空気動力学径(以下「粒径」という)2μm以下の微小粒子領域に存在し、0.2-0.3 μmと0.5-0.7 μmに極大値を持つ二峰性の特徴的な分布を示した。(図1A)。