瀬戸内寂聴さんが反原発の座り込みで語ったこと


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瀬戸内寂聴さんが反原発の座り込みで語ったこと

広島や長崎で原爆の被害を受けた日本が唯々諾々と原発を使っているのは恥ずかしい。原発はなくさないといけない

誰かに任せてなんで(原発が)無くなるんですか。自分たちで戦って無くさなきゃいけないんです。人任せにしてどうして無くなりますか。自分が動かないとダメですよ。

(大手メディアに向けて)
あなた達記者も、命をかけて報じなさい

ジャーナリストとは、文章を書ける有能なニンゲンに与えられた職業の一つ。
それなりに安定した給与をもらっているだろう。

日本では、記者クラブ加入の新聞であれば、4万6千人規模の産業だ。

あなた方の、仕事の目的が問われている。

命をかけて報じなさい。

寂聴さん いいっすね。その気迫。

「命をかけて」ってのは別に、死ねっていう意味じゃない。

自分の胸に手を当てて、
自分の感性で判断した時に、
仕事として行うことと、自分の判断とがズレた時に、
どう闘うか。ということだ。
それが、命をかけて、ってこと。
つまり、自分の心に誠実につきあうかどうか。
自分の心に嘘をつくかどうかってこと。

薩摩藩の青少年育成(郷中教育)の柱は3つあった

 一 嘘をつくな
 一 弱い者いじめをするな
 一 負けるな

{ぢつはこの3つはむちゃくちゃ深い。本当に深い。今日はそのことはおいといて}

命をかけるってのは、嘘をつかないってコト。

自分に嘘をつき、
自分をだまし続けると、
ろくなコトが起きない。
感性にフタをして、何が起きても感じないようになる生き方。

それは、この世に生を受けた者として、寂しい生き方だ。

と思う。