もぬけの殻となっていた双葉厚生病院 2011年09月20日


2011年09月20日
院長の独り言

もぬけの殻となっていた双葉厚生病院−その時なにが・・(100万アクセス)

http://onodekita.sblo.jp/article/48053558.html

m3.comに記事がありましたので(医師のみ会員資格あり)

結局、情報源はテレビのニュースだけでした。
警察官とやり合っても、なぜ逃げなければならないのか、きちんとした説明はありませんでし た。結論から言えば、午前7時すぎ、テレビで、「内閣総理大臣が、半径10km圏内の住民の避難を指示した」というニュースが流れた。「総理大臣が言うの であれば、言うことを聞かなければならない」ということで、職員に避難することを納得してもらった。それまでは、職員の誰も、「逃げましょう」とは言わな かった。だから、「逃げよう」と私が説得するのが大変だった。

 それまでは、通常の避難だった。電話がつながった以降は、緊急脱出。だから意味合いが全く 違ってきた。要するに、今度は自分の意思は無関係。だからもう後は指示に従って動くしかなかった。患者さんに負担がかかるとしても、自衛隊の車で運び、ヘ リコプターに載せなければいけない。
 この指示がなければ、全員退去は決断できませんでした。40人もの重症患者がおり、危なくて避難はできなかった。

 私は病院の中にいましたが、「ドカン」とものすごい音がした。初めは、プロパンガスが爆発したのかとも思ったけれど、窓の外を見たら、白煙が上がっていた。

感謝>引用
http://twitter.com/#!/zamamiyagarei/status/138349284583161856