2002年SARSを経験した中国は『移動ラボ』、2015年MERSを経験した韓国は「ドライブスルー方式」

20200228s2s信濃毎日新聞の略)

感染症対策の海外事情に詳しい防衛医科大学の加来浩器教授(感染症疫学)


中国は2002~03年SARSが流行した。

韓国は2015年にMERSが流行したが対応がくれ38人の死者を出した。

「中国はPCR検査機器を大量に保有。」「大勢の研究員とともに検査機器をトラックに満載して武漢に入り、移動ラボとして片っ端から検査した」

「韓国は病院の屋外にテントを建て、防護服をまとったスタッフが、発熱など症状のある市民の検体採取に応じる非常態勢をとった」

「診療所ではドライブスルー方式を導入する自治体も増加。1日の検査件数は1万件を超えた。」

「日本では検査能力、北海道でも1日約100件。院内感染が疑われ検査対象が470人余りに及んだ和歌山県でも平常時の能力は1日40件だった。」