コロナウイルス ウイルス学的特徴

Q&A

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https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html

 

ウイルス学的特徴

 

https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/corona-fig1.png

 

電子顕微鏡で観察されるコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面には突起が見られる。

 

形態が王冠“crown”に似ていることからギリシャ語で王冠を意味する“corona”という名前が付けられた。

 

脂質二重膜のエンベロープの中にNucleocapsid(N)蛋白に巻きついたプラス鎖の一本鎖RNAのゲノムがあり、

 

エンベロープ表面にはSpike(S)蛋白、Envelope(E)蛋白、Membrane(M)蛋白が配置されている(図1)。

 

ウイルスゲノムの大きさはRNAウイルスの中では最大サイズの30kbである。