古賀茂明 2015-4-16 外国特派員協会 記者会見 動画速記


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想定されるステップ
ステップ1.政府が圧力と懐柔をかける。
ステップ2.マスメディアが自ら自粛と擦り寄りをしていく。
ステップ3.今はついに意識することもできなくなっている。

マスコミのトップが権力側に擦り寄っている。
自分が政治を動かしている。政権の中枢に入っている。という感覚を楽しんでいる。マスコミのトップがそういう姿勢を出すと、現場は闘いにくくなる。
マスコミは権力側の問題を提起する。役割を良く判っている。
トップが自分達を守ってくれるのか?殆どトップを信用していない。そう言う会社が増えている。

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古賀茂明 2015-4-16 外国特派員協会 記者会見 動画速記

videonews.com

https://m.youtube.com/watch?v=Hdxm0lbT4BA


日本のマスメディアが本気で政府と闘うには難しい構造的原因3点。

1.テレビ局:総務省による許認可、更新。 [4:40]
2.新聞、雑誌: 再版制度 政府に対して弱い立場[7:00]
3.新聞:消費税の低減税率をお願いしている立場。[8:30]

・・・
日本は、自由な民主主義国家から、独裁というのが生まれることが有るのか?
そういうことをいつも考えている。

想定されるステップ

ステップ1.政府が圧力と懐柔をかける。
放送の免許。
懐柔する(アメを上げる)低減税率適用対象としてあげますよ。
[11:40]
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[0:13:25]-[0:15:50]
ステップ2.マスメディアが自ら自粛と擦り寄りをしていく。
自粛:
メディアの側が動反応するのか?
圧力があるので、闘うというよりは何とかかわそう。
自分が書きたい範囲よりも、狭めて、政権との軋轢を回避しよう。

マスコミのトップが権力側に擦り寄っている。
「自分が政治を動かしている。政権の中枢に入っている。という感覚を楽しんでいる。」
マスコミのトップがそういう姿勢を出すと、現場は闘いにくくなる。
マスコミは権力側の問題を提起する。役割を良く判っている。
トップが自分達を守ってくれるのか?殆どトップを信用していない。そう言う会社が増えている。
[15:50]
・・・
[0:18:52]-[0:20:24]
ステップ2の兆候。
日本民間放送労働組合連合会
はじめて出した。
最近報道機関のトップや積極的にゴルフや会食に応じる一方で、
政権側の高圧的な態度が目立つ。
そういう風に現場が受け止めている。
現場で働いている人が抗議をしたくなる。
そういうコンテクスト。
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[1:22:24]-[1:22:57]
報道ステーションの放送の時に、話したかったんだけど、つまらない、口論。
フリップ、そこで話そうとしたことを話そうと想う。
第3段階の話。
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[0:23:42]-[0:26:25]
そこで非常に重要なニュースが報じられない。
報じられても非常に小さくしか報じられない。良く起きて居ますよ。その例を挙げようとしていました。
一つお知らせします。
例えば、小泉改革以来、改革の一つの目玉。

政策金融機関の民営化。
期限が決まっていた金融機関、
「政策投資銀行」、
商工中金」、
財務省経産省所管の機関。

民営化、株式を完全に売却するという意味。
民営化されない可能性が十分出て来る。
数年前の民主党政権で有れば、1面のニュースとして扱われ国会でも大きな議論になった、
非常に小さくしか扱われていない。

国際協力銀行」、
「日本政策金融公庫」、
経産省財務省系の機関。

トップは改革の過程でトップは民間人だった。
安倍政権になってから、わずかの時間に、3/4ポスト 経産省 天下り

あれだけ天下り廃止、天下り規制強化、到達していたところから、一気に逆戻りしている。
殆ど問題にされていない。
マスコミにおいて、
この事実を伝えようと想っていた。
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[0:29:52]-[0:30:25]

そういう重要なことが大きく報じられない理由が、
政権の圧力なのか、TV局の自粛なのか、というふうに想って、
何人かのTV局の人に聞いて見た。
そしたら驚いたことに、
彼らはその重要性に気付いていない。
5年前だったら有り得ないこと。
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[0:31:19]-[0:32:10]
これが危機的な段階、
最初、政権圧力、
マスコミの側が自粛、
今はついに意識することもできなくなっている。
つまり、記者の一番重要な能力である、問題に気付いて深掘りしようとする能力
さえ、失いつつある、それが非常に心配になりました。
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[0:33:11]-[0:33:58]
報道ステーションでは、最後にフリップを出した。
ガンジーの言葉を
英文の原文を探していないので、
あなたがすることにほとんどはむいみであるが
そうしたことをするのは
世界を変えるためではなく
世界によって自分をかえられないようにするためである。
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[0:34:37]-[0:35:49]

国民にも同じ事故とが言える。
本当の事を知ることが出来なくなっている。
都合のよい情報で頭の中が詰まっていく。
選挙に行くんだけど、間違った選択、
日本では独裁は有り得ないのだけど、
そういう段階に入っているんだ。
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[0:37:13]-[0:37:40]
報道と権力の関係
変なプロパガンダ横行している。
私が進めているキャンペーンをお知らせしたい。
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[0:38:08]-[0:39:30]
フォーラム4 キャンペーン。
私が批判する中で、新しい政党を作る。ために、報道ステーションを使った。
まったく間違い。
無党派層が増えて毎回下がっていく状況にある。
その原因は、
単なる無関心の増加ではない。
むしろ自分達が選びたい政治家が居ない。結果だと想っている。
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[0:40:35]-[0:42]30]
一言で申しあげると。
今の政党の政策の軸、
大きな構造改革をできるかどうか、するかどうか。
もう一つは、
従来の平和主義、従来の平和ブランド
積極的軍事主義、軍事力を中心に世界を仕切る。タカ派的。
二つの軸で分けた時、
今の日本の政党勢力で、改革は本気でやる
タカ派的な政策を採らない。
改革はするけど戦争をしない。
その政治勢力が無い。
居ますか?居ませんか?居るんだったら手を挙げよう。というキャンペーン。
それは、政党ではない。
今私がやっているのは、そういうことを市民で議論をしましょうというキャンペーン。
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