その日のあとで〜フクシマとチェルノブイリの今〜

その日のあとで〜フクシマとチェルノブイリの今〜

毎日放送 「映像 '11」

(1)
http://www.youtube.com/watch?v=B3qAAnrnzUY&feature=mfu_in_order&list=UL

(2)
http://www.youtube.com/watch?v=z0zDCZFf9hw&feature=autoplay&list=ULB3qAAnrnzUY&lf=mfu_in_order&playnext=1

(3)
http://www.youtube.com/watch?v=zZOWyZukFCQ&feature=autoplay&list=ULz0zDCZFf9hw&lf=mfu_in_order&playnext=2

(4)
http://www.youtube.com/watch?v=hkGuc478e00&feature=autoplay&list=ULzZOWyZukFCQ&lf=mfu_in_order&playnext=3

ジョン・W・ゴフマン:人間と放射線、明石書店


2011.9.24信濃毎日新聞15面
John William Gofman、1918.9.21-2007.8.15
ジョン・W・ゴフマン:人間と放射線明石書店、4,935円
ゴフマンは冷戦下に米国内で繰り返された核実験の長期的影響について、米原子力委員会から研究を依頼された。
「低線量の放射線の影響は少なくとも20分の1に過小評価されている」という、当局の期待に反する結論を出し、研究費を停止されて大学を去った。その後、原子力の危険性を訴える市民運動に尽力する中で、本書を執筆。
12万人の広島・長崎被害者の追跡調査を基に、がん死亡率などを予測している。

「科学者は自分の専門を誰にもわかるように説明せねばならない」と専門家に厳しく要求する。
その一方で、「専門家を信じるのではなく、自分自身で考えて判断せよ」と読者に自分で考えることを求めている。

翻訳は、京都大学原子炉実験所の助教授として、原発の危険性を訴えてきた小出裕章さん、今中哲二さんら。
原著は1981年に米国で出版された。91年に社会思想社から翻訳が刊行されたが、絶版になっていた。

本の帯より。

世界的名著、待望の復刊!
今中哲二 京都大学原子炉実験所
放射能汚染と向き合うための知恵を
 私たちに提供してくれる本。
 放射能汚染と放射線被曝、
 それにともなう
 健康影響リスクを
 「自分で考える」ために。』

小出裕章 京都大学原子炉実験所
『被曝とは何かを知るための
 必須にして最高の本。
 そのうえ、科学的とは
 どういうことかも
 教えてくれる。
 今このときの再刊を
 ありがたく思う。』


■正誤表
page-3、下から7行目
正:10,000人・ラドで37.313件の
誤:10,000人・ラドで3.313件の

page-742
主な放射能の特性一覧
[核種名/ 半減期/ ガンマ線エネルギー/ 放出割合/ 1kgあたりの放射能]
ヨウ素131/ 8.04年/ 364keV(81%) /128MCi
 (ほか 80.2, 263, 284, 537, 822 keV)
セシウム134/ 2.062年/ 569keV(15%)、605keV(98%)、796keV(85%)/ 1.29
 (ほか563, 802, 1168 keV)
セシウム137/ 30.17年/ 662keV(85%)/ 0.086
カリウム40/ 12.77億年/ 1461keV(11%)/ 0.00698
炭素14/ 5730年 / 0.0045