高野孟のTHE JOURNAL:Vol.400]

 

国民と立憲が分裂したことで、

旧同盟系の電力総連、自動車総連電機連合UAゼンセン、JAM =基幹労組は

国民から、

旧総評系の自治労日教組情報労連JR総連、私鉄総連

立憲か

と巧い具合に分かれて選挙に携わることになった。

このため、立憲は
電力総連や電機連合など連合の主流をなす原発推進労組からの締め付け

から相対的に自由になって、

参院選公約に「原発再稼働を認めず、原発ゼロ基本法案の早期成立を目指す」と堂々と謳えるようになった。

 

第4に、旧民進が立憲と国民に分裂したことによる労組=連合のいわ

ゆる「組織内候補」の変転と、それに絡んだ「原発ゼロ」政策の行方。

旧民主から旧民進に至るまでは、連合内の旧同盟系と旧総評系は同床異

夢で選挙を戦ってきたが、国民と立憲が分裂したことで、旧同盟系の電

力総連、自動車総連電機連合UAゼンセン、JAM =基幹労組は国民か

ら、旧総評系の自治労日教組情報労連JR総連、私鉄総連は立憲か

らと巧い具合に分かれて選挙に携わることになった。このため、立憲は

電力総連や電機連合など連合の主流をなす原発推進労組からの締め付け

から相対的に自由になって、参院選公約に「原発再稼働を認めず、原発

ゼロ基本法案の早期成立を目指す」と堂々と謳えるようになった。それ

に対して国民は「できるだけ早期に原子力に依存しない原発ゼロ社会を

実現する」とは謳っているものの、今回はゴリゴリ原発推進関西電力

労組や東芝労組の出身者を担ぐ。

 

 労組側からすれば国民が及び腰ながらも「原発ゼロ社会」を掲げてい

るのは不快極まりないだろうが、ほかに行き場がないからここで戦うし

か仕方がない。それにしても国民の政党支持率は1%で、比例で当選で

きるのは1人か2人ではないか。仮に電力総連が議席を失うようなこと

になれば、原子力マフィアには大打撃となる。

https://friday.kodansha.co.jp/article/53220

 

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https://twitter.com/dankogai/status/1142308176198377472

 

「太平洋戦争において、日本と戦争をしなかった国は?

50人中実に13人がアメリカと答えた」

「『僕の授業を聞いてるのに、君たち13人はふざけてるのかね?』と聞いたら、大真面目だと言う。しかもその一人が手を挙げて」

「『で、どっちが勝ったんですか?』」

平野啓一郎が語る、三島由紀夫とその文学|サイカルジャーナル|NHKオンライン仮面の告白』や『金閣寺』などの名作を残した、戦後日本文学を代表する作家・三島由紀夫。1970年に衝撃の割腹自殺を遂げ、45歳でみずから命を絶った最期を含め、その生涯は今も多くの人の関心を集めています。その三島由紀夫の文学的な“師”として、生涯にわたり親交を結んでいたのが、川端康成でした。川端もまた、日本人初のノーベル文学賞という栄誉を受けながら、突然のガス自殺でこの世を去っています。

 

三島由紀夫川端康成。多くの謎を残す2人の文豪の実像に迫る番組が、6月23日にNHK BS1で放送されます。瀬戸内寂聴さんや岸惠子さんなど、2人を直接知る人物の証言を元に、文豪の知られざる物語をたどる内容です。

 

番組では、三島由紀夫とその文学を解説する人物として、芥川賞作家の平野啓一郎さんにインタビューを行いました。「三島との出会いがなければ小説家になっていなかった」と振り返る平野さんは、少年時代から三島文学に魅了されてきたといいます。今回は放送に先立って、インタビューの一部を紹介します。

 

(聞き手:科学文化部・河合哲朗) https://www.nhk.or.jp/d-navi/sci_cul/2019/06/story/story_190621/

論文(2010年) 牛肉および癌組織のエストロゲン濃度ーホルモン剤使用牛肉の摂取とホルモン依存性癌発生増加との関連ー 半田康、藤田博正、渡邊洋子、本間誠次郎、金内優典、加藤秀則、水上尚典、岸玲子

http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10722771_po_ART0009500195.pdf?contentNo=1&alternativeNo=

 

Japan Society of Obstetriscs and Gynecology

614(S-480) 一般演題 日産婦誌62巻2号

 

K3-4 牛肉および癌組織のエストロゲン濃度ーホルモン剤使用牛肉の摂取とホルモン依存性癌発生増加との関連ー

 

北海道大公衆衛生1)、北海道対がん協会2)、あすか制約メディカル開発研究部3)、北海道大4)、国立病院機構北海道がんセンター5)

半田康1)、藤田博正2)、渡邊洋子3)、本間誠次郎4)、金内優典4)、加藤秀則5)、水上尚典4)、岸玲子1)

 

【目的】ホルモン依存性癌は年々増加している。このうち子宮体癌、卵巣癌は近年25年間で8倍、4倍に増加した。その間、食の欧米化により牛肉消費量は5倍に達し、ホルモン依存性癌の増加に似た増加をしている。国内牛肉消費量の25%をアメリカ牛肉が占めるが、アメリカでは Estradiol 17β を含むホルモン剤(デポー剤)の投与が牛肉へ成長促進目的に行われている。牛肉のホルモン依存性癌への関連を検討した。

 

【方法】牛肉脂肪(アメリカ産、国産:n=40,40)、牛肉赤身(アメリカ産、国産:n=30,30)、および、ヒト癌組織(子宮体癌、卵巣癌:n=50,50)、ヒト正常組織(子宮内膜、卵巣:n=25,25)に含まれる  Estradiol 17β (E2) と Estrone (E1) の濃度をLC-MS/MS (測定限界:E2 0.1pg, E1 0.5pg)で定量した。ヒト組織を用いた研究については被験者の同意と倫理委員会の承認を得た。

 

【成績】アメリカ産牛肉の E2,E1濃度は国産牛肉よりも顕著に高かった。特にアメリカ産牛肉の E2濃度は、脂肪で国産の140倍、赤身で国産の約600倍と極めて高濃度だった。国産牛肉では半数以上の検体が E2, E1濃度とともに測定限界以下だった。子宮体癌組織の E2, E1濃度は正常内膜に比べて進行期 Ⅰ期で高く、Ⅲ-Ⅳ 期で低かった。卵巣癌でも同様でⅠ期が最も高濃度だった。

 

【結論】アメリカ産牛肉は国産牛肉に比べて非常に高濃度のエストロゲンを含有している。一方、組織中のエストロゲン濃度の情報は子宮体癌、卵巣癌の発生初期に関与していると想定される。したがって、ホルモン剤使用牛肉の摂取量の増加は、ヒトの体内へのエストロゲンの蓄積、濃度上昇を促し、ホルモン依存性癌の発生増加に関連する可能性があると推測される。
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http://www.jsog-oj.jp/tocTo63.php?-DB=jsog&-LAYOUT=to63&volume=62&issue=2&-sortfieldone=order

日本産婦人科学会雑誌 (2010年)第62巻 第2号 目次


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内閣府 食品安全委員会 より。

牛の成長促進を目的として使用されているホルモン剤(肥育ホルモン剤

https://www.fsc.go.jp/topics/factsheet-cowhormone.pdf

f:id:scanner:20190615074612j:plain

 

「肥育ホルモン剤には、ヒトや動物の体内に自然に存在するホルモンを製剤とした天然型と、(略)天然型のホルモン剤としては、17β- エストラジオール」

「2003年、EUはホルモン物質の使用及び輸入禁止に関する指令を改正し、17β- エストラジオールを永続的に使用禁止とし、」


1989 年の EC による肥育ホルモン剤を使用した牛肉等の輸入禁止を受けて、米国、カナダは、この輸入禁止 EC 産牛肉の保護にあたるとして関税と貿易に関する一般協定 (GATT)に提訴し、EC からの輸入品に対し報復措置を発動しました。


1999 年、WTO の紛争解決機関は米国、カナダによる対抗措置を認 めました。


2004 年、EU はリスク評価を実施し、関連の EU 指令の改正を行い、WTO の勧 告を履行したと報告


米国、カナダは、改正 された EU 指令は、科学的なものではなく


EU は、米国、カナダの対抗措置を WTO に提訴し ました。2005 年、EU の要請によりパネルが設置され、現在も議論は継続

 

(2016) 輸入牛肉の危険性

https://toyokeizai.net/articles/-/124545


2009年に開催された日本癌治療学会学術集会で、半田康・藤田博正らの研究による「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性がん発生増加の関連」という発表があった。」


これは、日本において乳がん前立腺がんといった「ホルモン依存性がん」が増加している状況を、米国産牛肉に残留する肥育ホルモンと関連があるのではないかという観点から、国内で流通する米国産牛肉と国産牛肉の飼育ホ飼育肥育ルモン残留濃度を計測したものである。


友人は米国の大規模肉牛生産者の視察をした経験から、肥育ホルモンを投与した牛の成長スピードの早さに眉をひそめていた。日本では最低でも25カ月齢くらいまで餌を食べさせなければ出荷できる体重にならないのに、視察した牧場ではせいぜい20カ月齢の肉牛が、すぐに出荷できるくらいの体重に達していた


日本国内では肥育ホルモンは使用されていないと考えてよい。というのは、肥育ホルモン剤は動物用医薬品に該当する。動物用医薬品を販売したり使用するためには、まず農林水産大臣に承認される必要がある。これに関して、現状では動物用医薬品として登録されている肥育ホルモンはゼロである。


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http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10722771_po_ART0009500195.pdf?contentNo=1&alternativeNo=